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井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室 (新潮文庫)
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| 商品カテゴリ: | 一般教養,雑学,実用知識,学習
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| セールスランク: | 7170 位
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| 参考価格: | ¥ 540 (消費税込)
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学校の先生に読んで欲しい
資格試験のヤマとして論文試験があったことから、当時、大量に作文技術についての定番本を読み漁りました。
書いてある内容はおおかた既にどこかで指摘されていることが多いとは思うのですが、
それでもやはり目から鱗の日本語の話し、その周辺部分の面白話があって
一気に読み終えました。
井上ひさしさんといえば、書くのが遅い人という印象しかなくご著書も読んだことは
なかったのですが、
凄い人だったんだとこの本で今更ながらにようやくわかりました。
日本語を、日本を研究し尽くされています。
さっそく他の著書も2冊、アマゾンで注文しました。
日本語に、作文に興味をわかせる本です。
作家でいるということ
私は最後の章の、実際の受講生の作文を彼が添削して短評を添えた部分が心に残りました。
たとえば最初の作品「忘れろ忘れろ」。学校教師を辞めたこととその後が書かれているのだが、読むと息苦しくなるほど辛さが伝わってくる、そしてそれが今も続いていることが察せられる。ここで普通なら筆者への共感、同情、感想が出てくるでしょう。私だってもっと話を聞いてあげたくなる。しかし井上ひさしは残酷ですよ。サラッと「詩のような一篇。感心しました。」と書く。作家というものは怖ろしいものだと思いました。
もっともその後数人のグループで朗読をした際に彼はちょっぴり彼女にフォローしています。「最初の方、とても読み方、お上手でしたよ。感動しました。」と付け足している。
この優しさ、それは甘さなのかもしれないけれど、私は井上ひさしのそういうところに惹かれて随分作品を読んできたのかもしれません。
わかりやすい
帰国子女なので、日本語の語彙が圧倒的に少なく、レポートを書くときも辞書が話せませんでした。
感じた事、思った事を、どのようにわかりやすく表現するか。
その難しさと、書き方を教えてくれる一冊です。
物書きのエッセンスが豊富
文章技術を向上させようと考えた時、役に立つ一冊です。書き方は軽いので、1日あれば読み切れます。
・作文の秘訣は自分にしか書けないことを、分かりやすく書くこと。
・文章を曖昧にするのが「?か」
・題名を付けることで1/3以上終わっている。いい題名とは情報が豊かである。
・なるべく短くする。
・いきなり核心にはいることが大切。
・日本語は主語を削ると良くなる。
・日本語には関係代名詞がないので、文をちょっと複雑にすると短期記憶に入らない。
・外国語では丁寧さを表すのに人称を変える。
・先触れの副詞を使うと効果的(さぞ、かならずしも、けっして、ちっとも)
・長期記憶の中からとんでもない物が、ひゅっと出てくる。
・わたしたちは民族として長期記憶が少ない。
・全体のテーマからそう外れずに脱線する。
・子供には観察文とか報告文を書かせる。感想文では駄目。
・人に伝えるには言葉が必要。
誰にとっても役に立つ
この本に書いてある作文の技術は、誰にとっても役に立つと思います。もっと早く読めばよかったと後悔しました。国語の先生に真っ先に読んで欲しい本です。
本の最後には、作文教室の参加者の皆さんの作文が載っています。これがまたおもしろい。井上先生が赤字で添削しています。
新潮社
私家版 日本語文法 (新潮文庫) 自家製 文章読本 にほん語観察ノート (中公文庫) 文章読本 (中公文庫) 角川 必携 国語辞典
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