フェリは素敵でした!
とにかくフェリは素敵でした。
でもその他の点に関しては、オペラ座のヌレエフ版のほうが良かったです。
ヌレエフ版のあとにマクミラン版を見ると、物足りなく感じます。
振りがヌレエフ版に比べてシンプル(少ない)ので、踊りというよりも
演技力が求められる感じです。フェリはうまいので違和感はあまりないのですが
脇役の人たちは微妙でした。あまり存在感のない人がやると、踊らないで
ただボーっとしているようになってしまいます。
マキューシオ、ベンボーリオ、パリス、ティボルトなど、
本来けっこう見せ場があるはずのダンサーに、まったく存在感がありませんでした。幻滅。。
脇役に関してはオペラ座のジュド(ティボルト役)、ドラノエ(マキューシオ役)
に比べてかなり見劣りするかんじです。
美術もオペラ座に比べて作り物っぽかったです。
でもとにかくフェリが素敵です。一度は見たほうが良いかな。
フェリはまさにジュリエット
前から「ジュリエットのイメージはフェリ」と思っていたし、美術や衣裳がいつもため息もののミラノ・スカラ座とあって、是非是非見たい作品でした。
ただ、ウルトラ陽性元気全開コラーレと、あの繊細でか弱く柔らかいフェリのコンビってどうなんだろう、と疑問も。
でも、実際は身長も合うし、リフトも美しく、不思議と違和感のないペアでした。
コラーレの高速回転はいつみてもスカッとします。
だけど、やはりシェイクスピアにあのなんの悩みもなさそうな笑顔はちょっぴり違和感。
フェリは思った通り、完璧なジュリエットでした。
ルックスも少女そのものだし、細かい感情表現で、実に感動的でした。
素晴らしかったです。
しかも、カメラワークが非常に良く、全くストレスを感じない構図を常に見せてくれます。今までカメラに「おい!」とつっこみながら見ることが多かったので、その点も大満足です。
そして今回も、美術・衣裳が本当に素晴らしい。
なんて格調高い舞台なんでしょう。
コラーレにもう少しシリアスな表情を望みますが、その点を考慮しても、十分星5つです。
新しいロミオ像
コレーラのロミオは笑顔全開で若々しく素直な男の子。 今までに見たことのあるロミオは、”悩める男”というイメージが 多かったけれど、コレーラは”大好き”という気持ちが溢れて 止まらない、その想いをストレートにジュリエットにぶつけている というロミオ像。 特にバルコニーのパ・ド・ドゥは情熱的だった。フェリのジュリエットは、1幕ではロミオへの気持ちと恥じらい、 戸惑いの間を行ったり来たり揺れ動く少女そのもの。 バルコニーの階段をもどかし気にポンと飛び降り、ロミオに 駆け寄ったかと思えば、彼がジュリエットの服の裾にキスしようと すると、恥ずかしげに身をひく。。。 見てるこちらが気恥ずかしくなるほど。 それが、彼女の部屋で一夜を過ごしたロミオを引き止めるシーンでは、 苦悩する大人の女性。 この演じ分けが素晴らしかった。 悲劇なのに、見終わった後にどよーんとした気分にならないのは、 コレールとフェリのロミオとジュリエットが、周囲の状況に追い 詰められた末に死を選ぶ2人ではなく、愛し合う気持ちを何より 大事にして真っ直ぐに行った先に死があった・・・というように 私が感じたからかな?
コレ−ラの笑顔が最高!
コレ−ラが若い、そして笑顔が最高! フェリは一回り年上なのに予想外にかわいかったですね。 二人の踊りは抜群で楽しめました。 ヌルエフ版のルグリ&ルディエール、パリオペラ座版の印象が 強く、あっさりした感じがします。それで☆4つにしてしまい ました。 個人的には大好きなコレ−ラの天真爛漫な笑顔が沢山みれて大 満足。ちょっと笑顔シーンが多すぎるかなという感じがします が、これも若さの証明? もう少しいい大人の男になったコレ−ラのロメオも先々みてみたい と思いました。フェリは実際の年齢に比べると驚くほどかわいいですね。 しぐさも踊りも手足のすみずみまで手抜きなしという強いインパクト も印象的です。PDDはよかったあ。 フェリのジュリエットは評判が高いですが、なるほどと納得しました。 ただ、ヌルエフ版と比べてはいけないかもしれないけど、ちょっと あっさりした後味です。演奏もそんな感じ。 若い男女の悲恋物語。 ヌルエフ版のルグリ&ルディエールは至上最大の悲劇という後味で だったので、だいぶ雰囲気が違います。 気分によってどっちが見たいか変りそうです。 そういう意味では貴重な一枚として手元に置きたいDVDです。 コレ−ラの最初から全力投球の踊りや演技は、さわやかで何度見ても はっとします。
フェリの絶叫が聞こえる
「ロミオとジュリエット」はジュリエットが少女から一夜にして女性に変わっていく過程がちゃんと演じられていなければ、またロミオととジュリエットが舞台上でちゃんと恋に落ちていなければ、本当につまらない駄作になってしまいます。(この点に観客は感情移入するのですから) 本作品は冒頭から最後までそんな心配を一切必要としない傑作です。特にロミオの死を知ったときのフェリの絶叫の演技は、背筋がぞっとするほど迫真に迫っていて、ここからラストまでは本当に息をつめて観ながら涙が溢れてきます。 まさに名演中の名演だと思います。
TDKコア
The Dream 真夏の夜の夢 [DVD] ロミオとジュリエット [DVD] 「こうもり」(全幕) [DVD] バレエ「海賊」全3幕 [DVD] ドン=キホーテ*バレエ音楽 [DVD]
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